今日も、は元気らしい。


耳をすませる




この間のボケボケ具合もなんのその。
見事に復活を果たしたらしい、
(結局藤代は関係なかったのか?)

微妙な疑問を残しつつ、それでも日常は過ぎて行く。
過ぎて行く。
過ぎて行くんだよ!!

(落ち着け。落ち着け俺!!)

目の前に、佇む少女。

(名前は?)



(彼女は?)

俺の      じゃ、なくて。


「ちょっと、いいたい事があるんだけど」

微妙に頬を紅潮させて、教室から引っ張られた先は、こないだが藤代と会っていた場所だ(そう考えるだけでムカムカする俺はもうそろそろ末期なんだろうか)

っていうか、何。
いいたい事って、何。
なに、頬赤らめてんだよ。
期待すんぞ、勘違いすんぞ、
なあ、なあ、なあ、もしかしてそれって、


「三上亮!」
「はい!」
「き」
「き?(君の事が好きです、とか?)」
「き、きみ」
「うん」


あんまりにも真っ赤にさせてるが可愛そうに見えてきて(そして可愛く見えてきて)
くい、と顎を掴んで上を向かせると、涙目のようになって、ふるふると体を震わせる、小動物らしさが、マジやばい。

(ああ、これはもう、)

俺からいった方が


(俺、お前の事)

「す」
「恥ずかしいことすんな三上亮のばかーーーー!!!!」


なんで?




1000のお題 【152 耳をすませる】