「柾輝、さん!」
未だに抜けない癖
飛びつかれた。がくん、と目の前が上下する「………」「柾輝さーん!」
えへへ、と聞こえた声に、こちらもハハハ、と返しそうになって、はっとした。、お前いったいいくつだ。
背中に感じる暖かさに、ほっとする反面、お前ちょっとこれはそろそろないだろうまずいだろう。
「」
「なに、柾輝さん」
「そろそろ自重しろ」
自分の背中に手を回して、丁度そこにあるの頭を、軽く叩く。「ひゃっ」そのまま腕をひっぱった「うわー」ぴんっ、ぴんっ「やだやだやだー」「………お前意外と強情だな」
いくら引っ張ってもびくともしない年下の幼馴染みに呆れを通り越して、尊敬しそうだ。はー、とつく長いため息の後で、お願いだから、こんな事誰にでもしてくれるなよ、と。
「する訳ないじゃん、だいすきな柾輝さんにしかしないよう」 「………お前、ほんとそれ誰にでもいうんじゃないぞ」 「いわないって。だいすきな柾輝さん以外!」
ああなんていうか。
呆れを通り越して、尊敬しそうだ。
1000のお題 【319 未だに抜けない癖】

2007.12.30
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