「はー…」
「何、あんた珍しくため息なんか」
ちょっと欲求不満
どどんとドコまでも広がる部活に、何個も置かれたパイプイス。
指揮台。手に持つのはお約束の金管楽器。
「あーのーさー」
「何よ(語尾を伸ばすな)」
「遊びに行っていい? テニス部に」
「駄目に決まってんだろ」
「ダメぇ?」
後ろの席へと優雅に金管楽器を吹き始める友人をちらりと悲しい目で見つめ、遠くへ聞こえる音へと耳を馳せた。
幾重にも重なる(野太い男の声の)音のウェーブ。
嗚呼、嗚呼
「負けるの青学だって」
つーか何処だよそれ。
(あれは何だ、跡部がやらしてるのだろうか)
(それとも部員が自主的にやっているのだろうか)
どちらにせよ
(面白すぎる)
1000のお題 【170 決まり文句】

2006.12.16
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