ぱっぱらっぱぱーらぱっ♪ ぱっぱらっぱぱーらぱ♪


苦労人は俺だ




「てーまそんぐぅ?」
「イエッサー」


何だかよく分からないが、跡部とがキラリと瞳を輝かしながら向き合っているこの状況。取り敢えず何もする事も出来ない(一般人的な)俺は被っている帽子の唾をぐいっと顔へと引き寄せた(これは飽くまで俺は関係がないというアピールにも繋がっている)

「宍戸もね、そう思うよね、やっぱ必要だよね」
「そうなのかアーン?」
「(しらねぇよ、俺に会話をふるなよ)……まぁ、必要かもしれないな」


「そうなのか」と頷いて、に「よし、お前に任せたぜ」とかいっている跡部を見て、俺はちょっと良心がちくちくと針で刺される思いって感じだ。跡部はおぼっちゃまだ。本人も自覚している。だから(一般人的な)俺にそれが(一般人の)感覚なのかと確認する事が多い。正直心の底から叫びたい。俺は関係ない、助けてくれと。




翌日、いつも以上に輝かしい笑顔を引っさげたが部室内へと乗り込み、例え俺達が上半身があられもない姿(裸)になっていようとも、キラリと金に輝く金管楽器を取り出して、ぷぱぷぱと吹き出したのはまたの話。

例えそれがドラ○もんのOPだという超有名曲だったという事もまたの話。
敢えて突っ込みたい事が、その曲を聴いた跡部が「中々の名曲じゃねぇか」と素直に感動していた事くらいだろうか。


ああ、おぼっちゃんって、ド○えもん知らないだな、と俺はその人一つ賢くなった(と思う)




1000のお題 【43 テーマソング】




2007.01.27