「さん、依頼ですよ」
第0話 おしごとです
「あ、ローランさん有難う御座います」
「いえいえ、今回は ああ、君として頼みたいみたいですよ」
この前の任務で短くなった銀の髪をいじりながら、ローランさんから受け取った資料を頭の中にたたき込む。名前、年、顔、依頼内容にじっくりと目を通して。
「…結構、穏やかな内容ですね」
「雇い主は穏やかじゃありませんが」
「あ、ホントだ」
「その髪の色で、アナタが選ばれたんですよ」
渡された数枚の資料を、ローランさんにぱしりと返す。
「次は、日本ですか」
行きましょうか、自分と同じ髪の色の少年のもとへ

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